小学生の放課後は大事な友達関係交流の場。
小1のタローにとって、子ども達だけの世界への入り口。
「放課後に遊べる友達はできるかな。」
「仲間外れにされないかな。」
発達障害の有無に関係なく、親もドキドキする世界の幕開けです。
最初が肝心!「みんなうちにおいでよ!」はNGワード
そんな思いから、「みんなお家に遊びに来てね」というスタンスで構えていました。
でもこれが大間違い!
うちの町内の小学生は1年生から6年生まで学年関係なく遊びます。
町内の公園で上級生が下級生の面倒を見る様子をほほえましくみていたものです。
しかし、これ…
下手したら全学年の子が家に遊びに来てしまいます。
「みんなと仲良くしてほしい」
といったからには、この子はOKこの子はダメというのはできません。
そして、遊びに来る=人数分のおやつとジュースを準備。
中にはおやつを持参する子もいるけど、大体みんな手ぶら…💦
最初に良い顔をし過ぎた私のせいです💦
親同士がちゃんと連絡を取っていれば良いけどそうもいかない。
共働きのご家庭は、ほぼお子さんがどこで遊んだかなんて把握していません。
共働きじゃないご家庭の子でも、
「人のうちに来たのがばれたら怒られるから内緒にして」
と言ってくる子もいるし、親にどこで遊んでいたか言わない子もいます。
何より、タローと仲良くしてほしいのに水を差すようなことはしたくない。
段々遊びにくる子がエスカレート
毎日のように、入れ代わり立ち代わり色々な子がやってきては好き勝手をする…💦
人の家に来てわが物顔をしている子にはちゃんと注意します。
田舎の良いところは、「地域で子供を育てる」という風潮。
よその子でもちゃんと大人が怒ります。
もちろんタローもそうやっていろんな人にお世話になってきました。
ちゃんと注意すると聞いてくれるけど、
「あ、ここはあまり好き勝手出来ないな」
というのを感じ取り、だんだんと我が家に遊びに来る回数は減ってきました。
子どもの放課後事情が原因でパートに出る
タローと同い年のケンちゃんのところはそうはいきませんでした。
ケンちゃんママも当初は私と同じ考えで、「みんなウェルカム♪」の姿勢をとっていました。
私は途中でしんどくなって注意するようになった。
でもケンちゃんママにはそれができませんでした。
ケンちゃんの家にみんなが遊びに行くようになり…
土日もお構いなしに突撃されるようになりました。
もちろんお菓子もジュースも食べ放題飲み放題。
小学生ながら、最高の楽園を見つけたといった感じになっていました。
それでも、ケンちゃんが遊んでもらっているから…と、我慢していたケンちゃんママ。
耐えられずにとうとうパートに出るようになりました。
ケンちゃんの家は我が家と同じ敷地内同居。
ケンちゃんママがパートに出ている間は、母屋のおばあちゃんの家でけんちゃんは過ごします。
そこにはケンちゃんの曾祖父母もいるので、流石にみんな好き勝手はできなくなりました。
男の子は外で遊ぼう!タローママは鬼ばば
1年生の内は、登下校に親ができるだけ付き添うという暗黙のルールがあるうちの町内。
大体その集団下校の時に、「今日タロー君の家に遊びに行ってもいい?」
と、私に聞いてきます。
と、晴れの日は公園で遊ぶというルールを植え付ける事にしました。
真夏は別ですが、子どもは外で元気に走り回って色々発散させる方が良い!
「えーーーー!」
ブーイングが起こっても、とにかく外遊びを推進させました。
それでも雨の日や少し暑い日に我が家で遊ぶときは…
・我が家の門限を厳守。
(共働きのおうちの子は19時までいようとします💦)
・勝手に家の中を探索しない。
(わが物顔で2階やほかの部屋に行こうとする事を注意する)
・おやつを食べたら手を綺麗にしてからゲーム。
(洗面所へ行くかウェットティッシュで拭いてから)
ま~こんな事をいちいち言われたら、うっとうしいですよね(笑)
大人が積極的に子供たちと関わると、子どもは心を開いて仲良くしてくれます。
しかしそこでなめられてしまい、注意を聞いてもらえない事も。
子ども達に怒ってばかりだとタローが孤立してしまうので…
かわいがるけど、ダメなものは必ず注意する。
この姿勢を我が子以外にもとり続けました。
すると我が家への訪問は週に1~2回程度に収まりました。
次回はこの放課後の友達関係で厄介な事になったお話を!
(幼稚園時代からの因縁のお相手と…💦)