S先生とのお話の続きです。
診断結果は次回?
一通りタローの状態を説明しましたが、診断はすぐには結果が出ません。
慎重に色々な面からの情報を集める必要があります。
産まれてからこれまでの、タローの発達に関するヒアリングシートを渡されました。
これが中々多い…💦
そして、血液検査でも発達障害の原因がわかる事があるようです。
(甲状腺機能低下症、アミノ酸代謝異常症、染色体異常症等)
その結果が治療につながる事もあり、勧められました。
もちろん今日にでも!と、お願いしました。
我が家がお世話になっている産院では、産まれた時に血液検査をしません。
血液検査をする機会がないタローは未だ血液型が不明でした。
コハナ(2歳)は先日別件で血液検査をしたのでO型と唯一判明!
ちなみに、血液検査は自費診療になるので、別途3,000円以上はかかります。
AかOの可能性があるので、どちらになるのか楽しみ…!
血液検査…逃げ惑うタロー
発達障害の検査というとまたショックを受けるな…?
そこで、血液型を調べる!という名目でタローに血液検査をお願いしました。
タローくんも、まだ血液型がわからないから検査してもらおう!
絶対いや!いや!いや~~~!
こうやって見てみると…
「こんなに嫌がっているのに、無理やりやらせたらトラウマになるんじゃ…?」
と思いますよね。
でも、親だからわかる。
これはタローの「あわよくば回避できる」という演技かかった「イヤイヤ」です。
配慮が必要な発達障害だって、どのくらいの本気度かは親が見ればわかる。
チチローとも同意見だったので、この機会を逃してなるものか!と、強制執行。
ギリギリまで抵抗していましたが、思った通りあっけなく終わりました。
検査結果は次回、一か月後の予約の時にわかります。
発達障害で服用する薬(コンサータ)
他にも質問があるか聞かれたので、薬の事について聞いてみる事に!
もしタローがADHDなら…という前提で、2種類の薬について説明を受けました。
コンサータとインチュニブ、どちらもよく聞く名前です。
タローが服用する事になるかはまだわかりませんが、一般的には先にコンサータを試すようです。
どちらも①不注意②多動性③衝動性の症状を改善する働きがあります。
もちろん個人差があるので人によっては合う合わないがあり、入念な経過観察が必要です。
それぞれの薬を簡単に説明すると、こんな感じです。
・服用してから1~2時間で効果が表れる。
・効果は日中12時間続く。
考えられる副作用(個人差がある)
・食欲の低下(4割に見られる)
・体重の減少、成長の抑制
・チック
・不眠(5人に1人)
・頭痛
・発熱
詳しく説明すると、
神経伝達物質(ドパミンまたはノルアドレナリン)を再取り込みされるのを抑制する…
等、少し難しくなるので専門家の説明を受けて下さいね…💦
一緒に飲んではいけない薬もありますが、子供では当てはまりにくい物が大半です。
(パーキンソン病や血液関係のお薬、うつ病等…)
そして、コンサータが合わないと感じたら飲むのがインチュニブ。
(あくまでもS先生の説明上でのこと。実際はインチュニブ主体の方もいらっしゃるかもしれません)
個人差があると言えど、コンサータの食欲の低下が4割というのは心配ですね。
タローはよく食べるけど身長が高いので、かなりやせ型。
成長期に食欲が落ちるのは心配💦
そうやって食べる量は調節して、工夫していけますよ。
なるほど!副作用とも上手く付き合っていく方法があるんだな~。
落ち着いて授業を受け、トラブルをなくしていけるなら、その方がタローにとって良いのかな?
初めての発達診断は、聞きたかった事が聞けて非常に勉強になりました!
結果は1か月後に、親だけで聞きに行きます!