どの園も、年長さんになって1~2ヶ月したら個別懇談や家庭訪問があると思います。
そこで、一部のお子さんには卒園後の進路についてお話があります。
加配がついている子はもちろん、園側の判断で相談がある子もいるようです。
~卒園後の進路~
・特別支援学校
・小学校の支援学級
・小学校の通常学級
どこへ行くかを遅くとも9月までには決めなくてはいけません。
うちの園では加配が付いている子は個別懇談の他、「支援計画」を話し合う機会も年に2回あります。
その前期の5月の時点で園長先生から進路のお話がありました。
タローの場合は小学校の支援学級か通常学級。
小学校の支援学級の場合は知的・情緒・肢体不自由と、大まかに3つあります。
今のところ身体と学習面での心配が見られないので、情緒クラスへ行くかというお話しでした。
もう園生活の3年間で、夫婦ともに支援学級へと意思は固まっています。
また別の機会にお話ししますが、タローが年中の頃に長女ハナが療育センターに通い始めました。
その時に得た知識や経験も決断の後押しになっています。
親にとってはデリケートな問題でもあります。
先生方は、
「もう少しタロー君の様子を見て、9月までの判断されてもいいと思います。」
と言ってくれました。
その時点で夫婦で意見は一致していたので、今のところ支援学級に行かせたい旨を伝えました。
~子供にどうやって聞く?~
支援学級に行くかどうか揺れるママ達の間で、本人がどう思うか、本人にどう伝えるかが話題になります。
特に女の子なんかは「人と違う事を嫌がる」傾向にある子が多い気がします。
実際にうちの学校の支援学級の男女比率は圧倒的に男の子が多いです。
市内の小中学校の全ての支援学級の子が集まるイベントでも、男の子が多いです。
(あくまでもうちの市の場合です。)
しかし、大抵の6歳の子供に小学校の進路の事を聞いてもまだ想像もできませんよね。
親がどういう聞き方をするかで、答えは変わってきます。
もちろん親がよく支援学級の事を理解した上で・・・
小さな子にもわかるように、利点と危惧される点を話さなければいけません。
親が行って欲しいと思っていたら行く方へ、逆なら行かない方へ誘導する話し方になると思います。
親御さんの中には、
「ちゃんと自分で判断して欲しい」
と、ありのままを伝えて子供に判断を委ねる方ももちろんいます。
その子の特性によって判断力の有無は難しいところです。
しかしよっぽど意志が固い子ではないと判断はできないと思います。
結局はどの進路がその子にとって一番幸せかを親が判断する事が必要です。
~支援か通級かの判断その①~
私が思う判断材料としては、
①その子のとお友達との関係性
②その子の特性
③支援学級の体制や雰囲気
④通常学級の子達への支援学級への理解の深め方
だと思います。
長くなってきたので次回へ続きます!