前回、タローの友達への距離感が近すぎるお話しの続きです。
少し私のお話をしたいと思います。
家に帰るのが辛かった子どもの頃
私には年の離れた兄が二人いますが、とてもいじめられていました。
長兄はインテリ体育会系。
次兄はバリバリヤンキー。
・・・相反する2人(笑)
当時の家庭の不安定さから、兄達も不安定な時期があったようです。
その矛先が私に向いたらしく・・・。
(成人してから長兄が謝ってくれました。次兄とも今では仲良しです。)
私が末っ子で唯一の女の子という事もあり、親に甘やかされていたのも原因です。
両親は共働きで帰りが遅く、学校から帰ると兄しかいない家は恐怖でしかありません。
更に高校短大と女子高に進んだことで、少し男性不審気味になっていました。
タローはかわいい。でも男の子はわからない。
仕事をして結婚もして、そんな事は薄れていました。
タローが生まれてからは愛くるしさに癒され、かわいくて仕方がなかった。
しかし、成長してやんちゃになってくるタロー。
だんだんと男の子に対する接し方がよくわからなくなってきました。
特に、2歳年下の妹のハナをいじめるような事だけは許せませんでした。
自分の経験もあり、「妹には優しく!」を押し付けていました。
タローをかわいいと思っていましたが、はやり長男。
という意識が特に強かったんです。
お友達に過剰なスキンシップを求めるタロー・・・。
他のお母さんたちよりハグが少なかったかもと、落ち込みました。
それから意識的にタローを抱きしめるようにしました。
タローはその時恥ずかしながらも嬉しそうでした。
かわいい男子!
小4になった今はタローの友達との距離感の心配はありません。
私もタローを抱きしめる機会も少なくなってきました。
しかし、今でも手を広げてしゃがみ、コハナ(2歳)に
「おいで~!」
をすると、タローがすかさず走ってきて私に抱きついてきます。
おふざけのどさくさ紛れですが、ハグがまだほしいのかなと。
もちろんその時はぎゅっと抱きしめます。
このお友達への過度なスキンシップも、幼稚園の時はしばらく続きました。
マチ先生や家族で、根気よく言葉と態度で説得。
長くかかりましたが、2ヶ月ぐらいで治まりました。
だんだんと性格も出てきて、
相手が嫌がる=面白い
という構図がタローの頭の中で大きくなる事もあります。
この構図のおかげで、小1まで友達を舐めようとしたり噛もうとする仕草は治まりませんでした。
(頻度は格段に落ちましたが💦)
次回は、年長さんになると5月には必ず言われる、「小学校の支援学級」の進級のお話。