タローの園生活は波乱のスタートでした。
早い段階で園長先生から相談してもらえたのは本当にありがたかった!
~あったかいんだから~
担任の先生は初任の若い先生でした。彼女は子供達を温かく包み込んでくれるような人。
加配がついていない状態で大変な思いをしたはず。
そんな先生がみんなでタローを受け入れる工夫をくれていると!他のお母さんが教えてくれました。
ご近所さんで同じクラスの女の子、カナちゃんが言うには、
「タローくんが一人で走っていくと、みんなでタローくんストップ~!っていうの。」
先生がみんなを巻き込んでタローを温かくサポートしてくれていた様子がわかる。
子の園には入れて幸せだな~。
後に福祉関係の繋がりで色々な園のお母さん達と話す機会がありました。
関わるのが大変そうな子だとあからさまにめんどくさそうにされたり。
入園説明会で馴染めない子に厳しめに接する園長先生がいたり。
初めて接する園の印象が良くなかったら子供も親も不安になります。
タローと私の初めての園生活はとても恵まれていました。
先生や友達が、タローの事を温かい雰囲気で迎えてくれた事に感謝!!
~男の子はバトルが好き~
タローは友達とバトルでコミュニケーションをとっていました。
男子特有なのかやんちゃ属性の子が集まり日々バトル。
当時新米パパだった主人は、
「子供に暴力的なものは見せない!」
仮面ライダーや戦隊物、果てはアンパンマンまでタローに見せない徹底ぶり。
(バイキンマンを寄ってたかってやっつけるから残酷だからだそうです)
それなのにやんちゃグループの中で一番元気で問題児だったタロー。
流石に「タローくんには乱暴OK」になっている状態はダメ。園長先生から直接注意がありました。
いじめではなく、それだけタローの手や足が出まくっているのです💦
チチロー「見ても見なくても一緒だった・・・!」
仮面ライダーも戦隊物もアンパンマンもあっさり解禁(笑)
年少時はやんちゃ仲間はいても特定の友達は特に作れませんでした。
真面目な賢い女の子には、少々得体のしれない存在として捉えられていたと思います。
~タローママとしての関わり方~
お子さんが友達とコミュニケーションをとるのが苦手だった場合、ぜひ実践してほしい事。
ママが他の子と仲良くなる。
ママを取られたくないという子には、お子さんを抱いたままでOKです。
園が大好きなタローですが、登園後にする朝の用意は苦手。
最初の3か月ぐらいは私も一緒に教室に入って用意を手伝っていました。
大人がいる事に他のお友達は不思議そうに私を見てきます。
私はなるべく仲良くしたいと思われるように接していました。
子供達は構ってくれる大人が大好き!
軽く人気者になれた錯覚をもたらしてくれました(笑)
みんな私の事を「タローくんのママ」と呼んでくれます。
タロー自身は仲良くしたくても気持ちを言葉に出すのが苦手。
しかし他の子が私を認識してくれると、自然にタローとも関わり易くなってきます。
タローも私を通じて他の子たちとコミュニケーションをとって楽しんでいる。
時にはタローの気持ちを代弁したり、友達の気持ちをタローに伝えたり。
大人同士で積極的に仲良くする事はなかなか難しい。しかし子供たちはすぐに受け入れてくれます。
お子さんが友達との関わりに戸惑っているなら、ぜひ実践して欲しいです。
安易な方法かもしれませんが、効果は絶大です!