前回の続き。支援か通級か、次は③のお話です。
~支援か通級かの判断その③~
私が思う判断材料を挙げていました。
①その子のと友達との関係性
②その子の特性
③支援学級の体制や雰囲気
④通常学級の子達への支援学級への理解の深め方
前回は①と②の、本人を含めた子供達側に焦点を置いて支援学級の事をお話ししました。
今回は残りの③の事をお話しします。
~③支援学級の体制や雰囲気~
③は本当に地域によって様々ですよね。
私の地域の場合は、福祉、特に障害者支援に力を入れています。
支援センターと学校の連携もしっかり取れていると思います。
他の市のお母さん達の話を聞くと、まず園の発達障害への知識の理解度が様々・・・。
小学校との連携が取れていないところもあり、親に判断を丸投げするところも。
小学校ではそれぞれ支援学級があるものの、支援学級の子供達の人数が少な過ぎる。
それを聞くと、親は余計に入りにくく感じる事も・・・。
そういう話を聞くと、支援学級に入れる事がその子の為になるのか?
正直わかりません。
親が代わりに学校へ行き、判断するしかありません。
・実際に小学校に行って、実際の支援学級の授業風景を見る。
・支援学級の先生と話してみる。
これで大体の雰囲気は掴めます。
園で進路のお話が出た時に、支援学級の見学希望を聞かれるところも多いです。
迷われてる方はぜひ見学に行って下さい。
そして先生のお話を聞いてみて下さい。
見学の希望を聞かれなかったら、学校にお願いしても見学させてくれます。
特別支援学校も希望を出せば見学させてくれます。
※補足です。
学校によっては通級に入っても後に支援学級へ、その逆もできるところもあります。
1年単位の事(支援から通級は2年必要?)なので、先生と話し合いが必要です。
これも行かれる学校の環境の一つですね。
是非入学予定の小学校に聞いてみてください。
~支援学級がしっくりこない時は?~
・そこで思っていたような支援が受けられない。
・お子さんには必要のない事が多い。
・先生があまり発達障害に積極的に理解しようとしていない。
と感じるなら、逆にしんどい思いをしてしまうお子さんもいるかと思います。
そういう場合は・・・
・家庭でしっかりとケアする。
(毎日出来事を聞く。共感する。話しやすい環境を作る。)
・面倒な親と思われようが、担任の先生に密に連絡を入れる。
(連絡帳で交流。時には電話も。)
・必要と感じた時はトラブルを起こした相手の親とも話す。
(親しい人なら直接。それ以外は必ず担任にお伺いを立ててから)
特に男の子の場合は、親が子供の喧嘩にそこまで踏み入れなくても・・・
という考え方をする方も多いと思います。
しかし・・・
自分のお子さんが誤解を受けやすい子だったら?
自分の気持ちを上手く伝えられない子だったら?
学校で代弁してくれる支援の先生がいないなら・・・
一番の理解者である親や家族が出ないと、お子さんは傷ついたままです。
特に1~2年生の低学年の時期は周りも精神的に幼く、トラブルは起きやすいものです。
もちろん小学校6年間同じ頻度で関わると、学校も親も疲弊してしまいます。
最初が肝心なので、1~2年生のうちは根気よく関係を作っていく。
そうすれば、ある程度学校とも信頼関係が芽生えてきます。
~モンスターペアレンツ?~
そこで重要なのは、自分のお子さんのみに焦点を絞らず、周りの子の気持ちも尊重する事です。
自分の子供の擁護ばかりしてしまうと、モンスターペアレンツになる危険性が💦
お子さんが、
「トラブルになったらお母さんが守ってくれる。」
という気持ちを持つ事は大切です。
しかし度が過ぎると、それに甘えて自分の都合の良い方にばかり考え、時には嘘もつきます。
必ずお互いの気持ちをそれぞれに伝えて、それをどう思ったかを引き出すようにしてあげて下さい。
(相手に直接言えない時は、先生をがそういう事をしてもらえるようお願いする。)
自分が何をしたか。何をされたか。
友達が何に困ったか。何に腹が立ったか。
一つ一つ対応していく事は相当な労力を要します。。
しかし、この積み重ねがお子さんの成長に、とても大切だと思います。
すぐに目に見える効果が無くても・・・
親が自分の為に動いてくれた。
友達も傷ついた。
お互いの気持ちがわかった。
これをお子さんが少しずつ心に貯めていけば、必ず変わる事があるはずです。
子供も友達も、親も学校も、
トラブルの度に嘆くのではなく成長できる関係でありたいと思います。
・・・力が入りすぎてしまい、なかなか読み辛い長文になってしまいました・・・!
文才というものが無いので、上手く伝わらなかったらすみません💦
私も精進していきます💦
次回は④のお話をします!